茶のしつらい にて
赤磐市、カフェドグラスさんで開催中の【茶のしつらい】に行って来ました。美作市で『クオリティー』を営む茶師、下山桂次郎さんのご協力の下、7名の作家さんがお茶にはかかせない急須、湯のみなどの作品を展示すると言う愉しい作品展となっていました。会場にいっぱいに広がるお茶の良い香りになごみながら、その作品達を拝見させて頂きました。
菅沼淳一さんのお茶セット、写真では分かりにくいかもしれませんが、とってもかわいらしい大きさの湯のみと急須です。湯のみに関しては、小ぶりなお茶碗にすっぽりおさまってしまう程の大きさ。「湯のみとしては小さいのではないだろうか…」とも感じたのですが、実際手にとって見るとその手に収まる感じが素晴らしく良いのです。浅く、飲み口の広い作りはお茶の香りも広がるのではないでしょうか。きめ細かい磁器が混ぜられたその土素材は凛としていて、表面に味わい透明感のある表情を見せてくれる釉薬も素敵です。おいしいお茶を、少しづつ楽しみたいですね。菅沼さんは愛知県瀬戸市の作家さんです。
こちらは下岡由枝さんの湯のみに急須、奥に見えるのは花器です。まるで長い時を重ねて来たような作品の質感からは、とてもやさしい落ちつきを感じます。手に取るとそのざらついた感じが心地良く、いつまでも眺めていたくなる様な、味わい深い作品。展示されている急須もひとつひとつが形が異なり、その形の違うやさしい質感で目を愉しませてくれました。湯のみも内側を覗けば、外側とは違う表情を持ったものもあり、これからも長い時間をかけて育てたくなる様な、そんな愛着の湧くうつわでした。下岡さんは福岡県在住の陶芸作家さん。作品の個性あふれる佇まいがとても素敵でした。
本日は2名の作家さんの作品紹介をさせて頂きました。会場には他にも素敵な作品がいっぱいです。続きはまた後日、ご紹介させていただこうと思います。
「茶のしつらい」
2012年4月26日(木)-5月6日(日)
10:00-18:00
*水曜日休み
カフェドグラス 921ギャラリー
709-0816 岡山県赤磐市下市92-1
086-955-4548
作家:會田竜也、大谷哲也、小橋順明、下岡由枝、菅沼淳一、十河隆史、角掛政志
協力:下山桂次郎(茶師)、高橋大益(南部鉄器)
出品:急須18種、湯のみ18種、花入れ18種、盆、茶筒、南部鉄器他
Article by Masahide Kobayashi
Cafe du Grace ~ カフェドグラス
クオリティー美作
菅沼淳一さんのお茶セット、写真では分かりにくいかもしれませんが、とってもかわいらしい大きさの湯のみと急須です。湯のみに関しては、小ぶりなお茶碗にすっぽりおさまってしまう程の大きさ。「湯のみとしては小さいのではないだろうか…」とも感じたのですが、実際手にとって見るとその手に収まる感じが素晴らしく良いのです。浅く、飲み口の広い作りはお茶の香りも広がるのではないでしょうか。きめ細かい磁器が混ぜられたその土素材は凛としていて、表面に味わい透明感のある表情を見せてくれる釉薬も素敵です。おいしいお茶を、少しづつ楽しみたいですね。菅沼さんは愛知県瀬戸市の作家さんです。
こちらは下岡由枝さんの湯のみに急須、奥に見えるのは花器です。まるで長い時を重ねて来たような作品の質感からは、とてもやさしい落ちつきを感じます。手に取るとそのざらついた感じが心地良く、いつまでも眺めていたくなる様な、味わい深い作品。展示されている急須もひとつひとつが形が異なり、その形の違うやさしい質感で目を愉しませてくれました。湯のみも内側を覗けば、外側とは違う表情を持ったものもあり、これからも長い時間をかけて育てたくなる様な、そんな愛着の湧くうつわでした。下岡さんは福岡県在住の陶芸作家さん。作品の個性あふれる佇まいがとても素敵でした。
本日は2名の作家さんの作品紹介をさせて頂きました。会場には他にも素敵な作品がいっぱいです。続きはまた後日、ご紹介させていただこうと思います。
「茶のしつらい」
2012年4月26日(木)-5月6日(日)
10:00-18:00
*水曜日休み
カフェドグラス 921ギャラリー
709-0816 岡山県赤磐市下市92-1
086-955-4548
作家:會田竜也、大谷哲也、小橋順明、下岡由枝、菅沼淳一、十河隆史、角掛政志
協力:下山桂次郎(茶師)、高橋大益(南部鉄器)
出品:急須18種、湯のみ18種、花入れ18種、盆、茶筒、南部鉄器他
Article by Masahide Kobayashi
Cafe du Grace ~ カフェドグラス
クオリティー美作
by art-note
| 2012-05-01 01:08